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「ヤッターマン」 [cinema]


ヤッターマン “てんこ盛りDVD”

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4/25(土)に行ってきました。
これが四月最初の鑑賞です。
さすがに10年ぶりの転勤で新しい職場になれるまで、なんだかめまぐるしい毎日であっという間にここまで過ぎました。
三池嵩史監督はたぶん「妖怪大戦争」以来で、それ以前もそれほどきちんと追いかけてはいませんでした。
ゼブラーマン」とか観たくらいです。

冒頭、唐突に始まるクライマックス、ダイドコロンとの対決のスピード感は見応えありました。
電気ビリビリとか、おしおきとか、あの三人でこぐ自転車とか、オリジナルの名シーンも実写版としてきっちり描かれてたりして。
そこから展開する人物紹介部分のドラマ描写が妙なテンポでゆるくなっちゃうのも三池監督らしい?部分でした。しかし、 ♪天才ドロンボー の歌をフルバージョンでやるなんて、そういう配分もやはり三池監督。
ドロンジョさまの深田恭子さん、最初に聞いたときには意外に思ったのにまさにハマり役だったし、途中で小原乃梨子さんまで登場してます。生瀬勝久さんのボヤッキーも最高でした。トンズラー役ケンドーコバヤシ氏とともに身体張ってます。
全編、どこまで濃厚にタツノコプロ精神を詰め込めるかに賭ける情熱がすごかったです。
後半、今週のビックリドッキリメカで登場する例のあのパターン、ぞろぞろ登場するミニメカのCG映像は実にかっこよかったし。
「ゼブラーマン」でもそうだったんですが、最終的にとんでもない展開になっちゃってました。
ここでの阿部サダヲ氏の怪演、個人的には大好きです。
物語のキーポイントになる役どころとしてはポジションが「パコと魔法の絵本」でもそうだったんですが、今回はまるでテンションが別です。
それまでなんだかインディジョーンズみたいなキャラとして描かれてたはずなのに。
もちろんタイムボカンシリーズにその要素もあったんですが、単なるギャグではないこういう部分も含め、独特の昭和テイストが三池監督の活き活きとする個性なのかなとちょっと思ったりしました。

タイムボカンシリーズ「ヤッターマン」DVD-BOX 1

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タイムボカンシリーズ「ヤッターマン」DVD-BOX 2

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コメント 2

non_0101

こんにちは。
どうかなあと思いながら観に行ったのですけど楽しめました☆
深キョンのドロンジョさまといろいろ登場するロボットたちが楽しかったです~
阿部サダヲさんの役もどんどん変になっていって可笑しかったです。
異次元に行きそうになるなんて、ちょっとビックリでした(^^ゞ
by non_0101 (2009-05-03 07:50) 

cs

nonさん、こちらにもniceとコメントをありがとうございました。
この作品、観る前はけっこうおっかなびっくりで微妙な感じだったんですよね。まあ、観終えてもある意味、微妙な感じが残りましたけど・・・^^。
深キョン・ドロンジョさまは、あのドロンボーの歌のときのちょっと虚ろな表情が最高でした。
ロボットたちの小ネタ部分って、それだけが意外にドラマチックな展開だったりして、こういう情熱の注ぎ方っていうのが自分は好きです。
以前、ILMの革新的な映像技術が、スターウォーズとかジュラシックパークよりフリントストーンやマスクでより一層ふんだんに献身的に情熱を込めてるんじゃないかと思ったりしたのと似てる感覚です。
阿部サダヲさんのあの展開は、「真夜中の弥次さん喜多さん」での荒川良々氏の展開に通じるなと思いました。
by cs (2009-05-03 08:08) 

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