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「涙そうそう」 [cinema]

涙そうそう スペシャル・エディション

涙そうそう スペシャル・エディション

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • 発売日: 2007/03/23
  • メディア: DVD


で、ハシゴする割引デー、これが2本目でした。
土井裕泰監督は「いま、会いにゆきます」を観て好きになりました。
今回がさらに主演に妻夫木聡くんと長澤まさみさんとなると、期待がいっそう高まります。
にーにーと、カオル。
この二人の話す沖縄の言葉のイントネーションは実際には現地の人からするとどうなのかわかりませんが、自分には違和感は感じられなくて、特に「カオルゥ」と呼ぶにーにーの感じ、そしてカオルの話す雰囲気はCoccoがしゃべっている感じに共通するトーンに自分には聞こえて、それがいいなぁと思えました。
「いま、会いにゆきます」は原作小説があるし、脚本でも工夫して小道具をうまく活かして結末が予想できなかったけど、今回は実にシンプル。まず発端が「涙そうそう」の歌であるから、その歌詞の背景を知っているだけですでに読める部分もあって話の筋道は想像を越えることはなかったです(もちろん筋道だけが大事じゃないから作品としての評価そのものはまた別です)。ところが本当に兄妹の関係性やキャラクター、島のロケーションから自然に出来上がる温かくてゆったりとした包容力のある世界観は広くて果てがなくて、切ない結末だけじゃない希望の余地のある情感は自分の作品の好み。主題歌とともにBEGINの「三線の花」も流れてしみじみしました。


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コメント 2

minku~♪

『UDON』より、私にはこっちの方がしっくりきそうな気がしますw
最近3本以上の梯子をすることがなくなってきました^^;
梯子しないと、なかなか観たい作品を観れないですよね。。。
ブッキーが主演だし、観ておきたいですね~
by minku~♪ (2006-10-02 21:36) 

cs

minku~♪ さん>
こちらにもしっかりコメント、どうもありがとうございます。
実は今日、土曜の分の代休でのんびり過ごしてて、間をおかずにここまでアップできました。
そうですね、ハシゴはだんだん、厳しくなってきてますね。しんどいなと、つい思ってしまって。で、実はもう1本、がんばれば観ることができたのが「イルマーレ」だったんです。予定で組んだら4本は時間帯として可能だったんですね・・・・あとは体力とか気力との相談で。
この作品、沖縄の空や町のロケーションや空気感、おそらく現地の人が多いであろうエキストラの方々の発する伸びやかな雰囲気がいい感じでした。「三線の花」って、曲そのものが好きだし、途中で流れる場面は独り盛り上がってました。妻夫木くん、すごく表情が柔和で、それゆえ切なくもあってよかったです。
by cs (2006-10-02 22:04) 

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