「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」 [cinema]
ジェームズ・マンゴールド監督というと映画館では「17歳のカルテ」以来の鑑賞ということになります。
ビデオ(DVDだったかな?)ではその次の「ニューヨークの恋人」を観ていますが「アイデンティティ」は未だ観てませんでした。田口トモロヲ監督の「アイデン&ティティ」は観ましたが(それは関係ないけど)。
ホアキン・フェニックス演じるジョニー・キャッシュの姿は、つい「レイ」でのジェイミー・フォックスに重ね合わせて見てしまいます。様々な苦難を乗り越え、どん底を味わい・・・と人生の歩みをあるパターンで定型化してしまえば、急にありふれた脚本のように思えてしまいますが、それでもここで描かれているジョニーとジューン/ホアキン・フェニックスとリーズ・ウィザースプーンの二人のキャラクターは活き活きとしていて素敵です。ステージでのリアルって、こうなんじゃないかと思えるカメラ位置になんだか共感しました(この映像の感覚って、やっぱりスポットライトを受ける側のイメージなんだろうか)。
こんにちは。リーズ・ウィザースプーンがアカデミー賞
主演女優勝をとりましたね。今までラブコメのイメージ
とは全く違う役みたいですが、見ていないのでわかりません。
でも、この人はかわいいだけではなく、もともと演技もすごい
ですよね。よかったです!
by くみみん (2006-03-07 18:11)
kumiminさん>
そうですね。晴れて受賞という。
スピーチもなかなかよかったです。
「意義があることをしているかどうか」と自分に問い掛けるというのが、この作品でのジューン・カーターの生き方そのものでもあるだけでなく演じたリーズもそうありたいと深く共感して撮影期間を過ごしたそうです。役柄を演じるというより、その人物として撮影中生きるみたいな考え方で素敵だなと思いました。ホアキンとダブル受賞っていうのも見たかったけど、ノミネートされていること自体が“意味がある”でしょう。
by cs (2006-03-07 21:36)