「箱入り息子の恋」 [cinema]
7/7(日)にハシゴして鑑賞してきた3本目はこの作品です。
星野源氏の映画出演にちょっと興味があったのと、主題歌を歌うのが細野晴臣氏ということで、とりあえず観ておこうと。
生きることそのものにとにかく不器用で、自分の中だけの世界でほぼ完結していた生活から一変、それも両親がけっこうがんばっちゃって持ってきた縁談という中で、知り合った相手はたぶん普通だったらまず出会うことのない素敵な女性。確かに、視力がないというかなり大きなハンディキャップはあるとしても、大事な娘を預ける相手として、彼はどうなんだろうと思うのが親としてはごく普通の感覚だと、やっぱり思います。
そんな状況で、彼もよせばいいのに暴走しちゃうし。
ある意味ではすごくピュアで誠実なのかもしれないけど、どこかおとぎ話のような設定といえるかもしれません。
そう考えると意外に成立させにくい物語なのかもしれないんですが、後半出てくる“吉野家”のシーンはすごくよかったです。
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