「築地魚河岸三代目」 [cinema]
6/29(日)に久々になっていた京成Rosaに出かけてきました。3本ハシゴです。
すぐ後に映画の日割引があるけど、平日で何本も観るのは不可能ですので、シネプレックス幕張で上映が予定されていない作品を中心にチョイスしてます。そのうちのまず1本がこの作品でした。
大沢たかお氏の出演作品は「MIDNIGHT EAGLE」や「Life ~天国で君に逢えたら」など最近主演作品がコンスタントに並んでいて、追いかけ続けていますが、「花とアリス」や「リリイ・シュシュのすべて」とかでカメオ出演のようにふらっと登場するのも嫌いじゃないです。
それにしても今回の役どころはこれまでのフィルモグラフィの中でも見当たらなかった感じでしたが、実は彼の父方の祖父が築地市場で仲卸業を営んでいたという縁もあって、めぐり合わせで演じるこの旬太郎役は実に活き活きしてて、その晴れやかな表情が印象的でした。そしてヒロインも最近充実の出演作品が並んでいる田中麗奈さん、話の流れの中でもどんどん髪型や衣装が変わるかなり振り幅の大きい役だったんですが、魚河岸の若い衆みんながついあこがれてしまう明日香役が自然に見えて、本当に魅力的なキャラクターを爽やかに演じててやはりよかったです。ガンコ親父の伊東四朗さんも柄本明さんもこの江戸っ子ぶりが嬉しい抜群の存在感だし(プールでいきなりバックドロップって…)、伊原剛志氏の無骨だけど一本気な感じや森口瑶子さんの控え目でも芯が強くて優しい雰囲気もそれぞれキャラクターがみんな魅力的で楽しめました。パンフを読んで、これがシリーズ化されることを知り、次回作が待ち遠しくもあります。
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