「どろろ」 [cinema]
振り返ってみると、2月は結局一度も映画館に出かけることが出来ず、久々の鑑賞になりました。
塩田明彦監督の作品は「害虫」「黄泉がえり」「この胸いっぱいの愛を」と観ているので、お馴染みで自分の好みにかなりフィットしている感覚があります(まだ観ていない「カナリア」を早く観なければ・・・)。
この「どろろ」は手塚治虫氏の原作でちょっと独特の世界観だし、大丈夫か?と観る前はかない不安もありましたが、一部かなり強引に詰め込んだ箇所はあるものの脚本もキャスティングもよかったしワイヤーアクションも視覚効果も見応えがあって満足です。設定を架空の戦乱の世界として翻案したことで自由になった部分も大きく、ロケーションもニュージーランドと日本国内が平気で共存してるし音楽もエスニックだったりラテンだったりなんでもありの打楽器系が豊富な愉しい無国籍な音で、でも結果的に描いているドラマの核になる部分が和の心になっていく内容なのが個人的にはいい意味で裏切られ、楽しめました。それにしても、中井貴一氏は凄い存在感で圧倒的です。
最近、日記の更新がないな~と思っていたら、
やはり2月は観ることさえ出来なかったんですね^^;
この時期、仕事も最高に忙しいんですよね。。。
ブッキーには興味があったものの、ちょっとおどろおどろしい気がして、
観に行きませんでした。
DVDになったら観るかも?w
by minku~♪ (2007-03-05 22:36)
minku~♪さん>
コメントどうもありがとうございます。
そうなんです。2月は結局気持ちに余裕がなかったんですね。観たかった作品はけっこうあったんですけど・・・。それで結局、洋画ではやっと「リトル・ミス・サンシャニン」を観ていたくらいで、あとは1月は邦画ばっかりで終わってました。自分なりに納得のチョイスだからOKですが。
実は今回の妻夫木くん、自分が観てきた彼の映画作品の中でもしかしていちばん美しいキャラかもしれませんよ、これ。前半にちょっとリアルな描写は確かにあるんですが、途中からほんとかっこいいです。今までこういう役柄やってなかったですね。ほぼ初めてかもっていう表情が意外なことに多かったです。で、その上クライマックス近くでは瑛太くんとの2ショットまで美しいし(なんかあえて言うのも逆におかしいのですが、自分にはその方面の趣味はありません念のため)。
by cs (2007-03-05 23:38)