「無花果の顔」 [cinema]
2007年、1本目の映画鑑賞作品はこれでした。
1日は毎月、割引1000円デーなので、できるだけ複数選んで観ておきたいんですが、上映時間を検討して、これに決定です。
桃井かおり監督。脚本も担当、で、出演もしてます。主演は山田花子さん。お笑いでTVで登場するイメージと当然だけどだいぶ違います。桃井監督の狙い通りで、なかなかこれがいい味わいでした。家族のそれぞれもまた普通に見えてちょっとずつユニークだし、母役の桃井さん、吉田日出子さんとかに近いニュートラルなポジションでその実、かなりがんばってるし、暖色系の色使いがカラフルでほんわかしてて、面白かったです。間の取り方も、やはりこれって俳優の側の呼吸なんだなと思うと納得のいくテンポが独特で、始めの方に特に印象深く出てくる真正面、顔のアップ、役者は正面からカメラ目線という映像が、すごくドキドキしました。第三者的な視点で映像を見ることに特に映画では無意識に慣れているんですね。
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