MOVE / 上原ひろみ [music]
もともと上原ひろみさんのピアノはすごく好きで今までのアルバムも一通り聴いていますが、この冒頭に収録されている表題曲 ♪MOVE の躍動感が大好きです。
最近何かと部活でも発声練習だったりBGMとして使わせてもらってます。
個人的には一所懸命汗流してる部員たちよりじっと座ってるだけの自分の方がテンション上がってるかも。
Corinne Bailey Rae / Corinne Bailey Rae [music]
Babel / Mumford & Sons [music]
FUN.と同様、最近すっかりお気に入りで繰り返し聴いてます。
こちらはFUN。より泥臭くて、トラディショナルな雰囲気のより年齢層上の感じ。
ポーグスだったり、ザ・バンドだったり、その辺り(って、この2つもタイプはまた違うけど)をつい思い出しながら聴いてます。
ボーナス・トラックとしてポール・サイモンと共演してる ♪The Boxer 。
グラミー賞でも評価されてるのを知ったのは後だったんですが、その支持はやっぱりうなずける、聴きこんで徐々に馴染んでくる決して派手ではない曲たちの味わいが好きです。
Some Nights / FUN. [music]
けっこうしばらく、洋楽ポップスの類いのものから遠ざかっていました。
ちゃんと聴いてたのって、たぶんもう20年前とか、それくらいになるかもしれません。
例えばポール・マッカートニーが新譜を出せば、それは気にして聴いたりはしていても、新たに登場してくるアーティストにほぼ関心がなくなったまま。
それがなんだか、ふいにここへきて色々と聴きたくなってきました。
この気分の理由は自分でも説明がつきません。
で、FUN.の2ndです。
いや、こういうの聴きたかったんです。
もう今更と言われようが構わず、ハマりました。
実際のところメンバーの影響受け方とかどうかわかりませんが、ティアーズ・フォー・フィアーズだったり、クラウデッド・ハウスだったり、ライラック・タイムだったり、そしてもちろんXTCだったり、その辺りのポップが大好きな自分にはど真ん中の楽曲を提供してくれてて、繰り返し聴いてて全然飽きません。
FUN.
・・・その通りの内容でした。
あ、ちらっと女性ボーカルがゲスト参加したりすると、ビューティフル・サウスにも近いのかも、とか、考えてるのが何より愉しい。
Getz / Gilberto +50 / Getz / Gilberto Lovers [music]
少し前に、こんな企画の音源がリリースになるらしい、と知って、心待ちにしてました。
自分はあんまりジャズは詳しくは知りません。
最近、輸入盤がとにかく安くなったおかげで、古い名盤も信じられない価格で売られるようになっちゃってて、色々買ったりもしていますが、聴く方が全然追いついてません。
そんな中で、結構前から知っていたのが50年前にリリースとなったこの1枚。
これを伊藤ゴロー氏が中心となって様々な顔ぶれが集まってトリビュート盤として完成したのが先に挙げた作品で、個人的には「スコラ坂本龍一 音楽の学校」でもちょうどジャズ編で講師としても登場して、色々と教わった山下洋輔氏、それに坂本龍一氏もピアノで参加、土岐麻子さんや細野さんまでヴォーカルで参加というどちらかというとポップス分野よりの方々のトラックがやはり気になって、早速購入です。
オリジナルへのリスペクトがそのまま伝わる誠実なカヴァーという印象で、でもお祭り感もあって、大好きです。
なんだかこれで盛り上がってしまい、ミルトン・ナシメントも引っ張り出して、BGMはすっかりもう気分はブラジルです。
STRANGER / 星野源 [music]
この方の音楽を知ったのは実はほんと最近でした。
たぶん、最初に彼の名を見かけたのが「Salyu×Salyu」での作詞家としてのお仕事で、歌声がこんな感じのなんともいえない味わいがある、ちょっと高田渡さんを連想してしまうようなものだとは思っていませんでした。
きちんと向き合って聞き始めたのが、映画「キツツキと雨」の主題歌♪フィルムでした。
そこから過去のアルバムをさかのぼって聴き、すっかりハマり、独特の歌詞もまた魅了されました。
そして、くも膜下でダウンのニュース。
まさかの知らせに驚きましたが、無事、こんな素敵な新たな音源を届けてくれました。
細野さんとはもちろん違う辿り方だけどどこか共通する匂いのある、向こう側の世界が垣間見える言葉と音楽。
これ、早く次のアルバムでの歌声が聞きたくなる前向きな躍動感に満ち溢れてました。
あんまり生き急がないでね。
Heavenly Music / 細野晴臣 [music]
またお気に入りの1枚が手に入りました。
大好きだった前作「HoSoNoVa」から約2年、イメージとしては地続きの作品です。
(実際、「HoSoNova」のアウトテイクも含まれてます)
すっかりもう、最近ではVocalistとして楽しんでいる感じの細野さん。
1曲セルフカバーもありますが、全編カバー曲のみ収録だったというのは、実は知りませんでした。
朴訥としていてまさに夢見心地、あの世の気分。
すっかりヘビーローテーションになりました。
それにしても、カーペンターズで幕を開け、クラフトワークで締めくくるって、その振れ幅を全く感じさせない余裕と隙間のある懐の広さが素敵です。
ラストはちらっと、そのままYMOの活動につながりそうな雰囲気もあるんですが、なんだかこの形のソロでもう1枚くらい、ひょいとすぐにでもリリース出来ちゃいそうな気配が嬉しいです。
矢野顕子、忌野清志郎を歌う / 矢野顕子 [music]
Ciao! / moonriders [music]
2011年、35周年を記念するこの年の締めくくりとして、この新しい音源が届けられました。
衝撃的なお知らせとともに。
http://www.moonriders.net/
ムーンライダーズはバンドとしての活動を無期限停止するとのこと。
信じられません、慶一さん、ほんとなんですよね?
“解散”という表現ではないこと、10周年のあとのピリオドを経験もしている我々は、次のステップを心して待ち、まだこの先があるはずだと確信できるこの充実の意欲作を繰り返し繰り返し、聴きこんでその時を迎えたいと思います。
who's gonna be reborn first?
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and...Life / 熊木杏里 [music]
今年の1月、久々に出かけたコンサートが熊木杏里さんの東京国際フォーラムでした。
その場で、これまでのレコード会社との契約が終了しており、宙ぶらりんの状態だったとのことを知り驚いたのと、その直前の時期に新しいレコード会社との契約も決まり、再スタートとなるLIVEであったとの嬉しい報告を聞き、この新譜の登場を心待ちにしておりました。
7曲入りのミニアルバムです。
国際フォーラムでもアンコールで歌われた「♪ホームグラウンド~ふるさとへ」を含む、独特の包まれるような暖かな雰囲気はそのままに、これまで以上に凛とした表情の楽曲がなんだか新鮮でした。
その中で、箭内道彦氏とのコラボレーションにより生まれた「♪hotline」の決然とした真っ直ぐさが印象深かったり、「♪クジラの歌」の雄大な穏やかさが沁みたり、少ない楽曲数に多彩な試みがあって、大きなエネルギーをを感じました。
アルバム「ひとヒナタ」以降、アレンジを担当する方が様々になりましたが、もう一度改めて、吉俣良さんの世界でどっぷり、なんてのも聴いてみたくもあったり、今後がさらに楽しみになりました。
次のアルバムがもう待ち遠しいです。