「オデッセイ」 [cinema]
オデッセイ 2枚組ブルーレイ&DVD(初回生産限定) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- メディア: Blu-ray
2/5(金)に観てきました。
ここ数年、この感じのSF作品が観てみたくなります。
そして、リドリー・スコット監督の作品を観ることも自分にはちょっと久々でした。
いや、予想していた以上に、ほんとうに面白かったです。
パンフを読んで、原作の小説が無名の新人のもので、まだオンライン小説として連載している段階で映画化の企画がすでに動き出し、実に幸福な縁がつながって完成している作品だというのを知りました。火星という環境が、たとえばこれが5年前、10年前であればもっとイマジネーションの要素が多いある種神秘的な舞台として描かれたはずなんですが、この撮影が動き出した2014年では事情がずいぶん異なってきます。ここではあくまで現実に起こりうるものとして、実際にはフィクションとして脚色されている部分はあるにしても、リアルな状況を追っていくというスタイルで描かれていて、その設定、そしてマットデイモンが演じた独り置き去りにされる主人公のキャラクター、更に劇中次々登場する往年のヒット曲の数々、どう考えても絶望的な状況にあって、自分を鼓舞しサヴァイヴしていこうとするその陽気なアメリカらしいフロンティア精神がただただ楽しかったです。
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