「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」 [cinema]
8/14(金)に観てきました。
自分は原作をほぼ未読でしたので、なんとなく観たことのあるビジュアルが実写映画ではどうなるんだろうという興味が少しある程度で、正直、内容にそれほどの期待もないままの鑑賞でした。
100年ほど前に突如出現した巨人という存在が、おそらくはそれまで地球上で少なくとも文明が発達して以降、人類が経験してこなかった捕食される側の立場に、それも圧倒的な力量差によって無抵抗に受け入れざるを得ない状況により、精一杯の抵抗手段として堅牢な壁を築き上げ、一時的な生存の保証を獲得していたはずが・・・という、荒唐無稽といえばそれまでなんですが、この作品で描かれている世界は、どこか現実の社会や気分を思い起こさせるものがあって、なかなか興味深かったです。
原作に比べキャラクター設定が少し年齢が上になっていて、更にどうやら舞台として日本を想定して描かれているらしいということなど、まだこれに続く完結編を観るまでは全貌も見えない物語ではあるんですが、同じ樋口監督の「日本沈没」のように、ただ絶望を描くのではない展開になりました。
後編でどんな結末を迎えるか、確認してみたいと思います。
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