「海街diary」 [cinema]
6/28(日)に観てきました。
是枝裕和監督作品は毎回、独自の味わいがあるので、公開が楽しみで、もちろんこの作品も気になっていました。今回、珍しいのは、オリジナル脚本ではなく、原作があることです。
以前にも「空気人形」は漫画原作のものだったし、これが初めてではないんですが、テイストもターゲットも異なるとはいえ、現在とにかく続々映画化されている少女漫画が原作になるものを選ぶというのは、それだけこの作品に格別な思い入れもあったんではないかと推測しました。それにしても、メインの四姉妹への暖かなまなざしはもちろん、海猫食堂のエピソードなど、やはり是枝作品に共通するじんわりと心の深い所にゆっくり沁みてくる物語が、すごく素敵な余韻を感じられてよかったです。
今回、音楽を菅野よう子さんが担当しているせいもあってか、ちょっと空気感が石川寛監督作品に近いものがあったりして、新鮮でした。
書店に並んでいるのはずっと気になっていたんですが、映画を先に観終えてから、原作に挑戦してみました。
海街diary コミック 1-6巻セット (フラワーコミックス)
- 作者: 吉田 秋生
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2014/07/10
- メディア: コミック
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