「蜩ノ記」 [cinema]
2014年の記録がまだ追いついておりません。
少しずつ、なんとか更新していきます。
この作品は11/9(日)に観てきました。
久々の小泉堯史監督の作品、期待が高まりました。
主演は役所広司氏、最近では「清州会議」、「渇き。」を観たんですが、また違ったキャラクターで、特に「渇き。」から真逆ともいえる人格なので、その振れ幅は毎度のことながら驚きです。自らの運命を受け入れて、朗らかに過ごすその姿は、過酷でもあり家族にとってあまりに切ない状況のはずなんですが、やはり小泉監督の描く世界観独特の爽やかさがあります。その生き方に、観ていて背筋が伸びる気がします。
そしてその人物を共感を持って見つめる庄三郎を演じる岡田准一くんの真っ直ぐな眼差しも、武士としての筋の通った美しさが漂っていて日本人としての正しい誇りを感じました。
ほんの少ししか登場しませんが、「雨あがる」以来の小泉作品となる三船史郎さんの存在感もよかったです。
たまたまこの時期に、先に観た「柘榴坂の仇討」と時代劇がふたつ公開が重なったんですが、もちろん描いている時代もテーマも違うんですが、現代では別のものに置き換わってしまっていると感じる日本人の価値観のほんとうに美しい部分を改めて確認させてもらったように思っています。
観ておけてよかったです。
原作小説もこれから挑戦です。
少しずつ、なんとか更新していきます。
この作品は11/9(日)に観てきました。
久々の小泉堯史監督の作品、期待が高まりました。
主演は役所広司氏、最近では「清州会議」、「渇き。」を観たんですが、また違ったキャラクターで、特に「渇き。」から真逆ともいえる人格なので、その振れ幅は毎度のことながら驚きです。自らの運命を受け入れて、朗らかに過ごすその姿は、過酷でもあり家族にとってあまりに切ない状況のはずなんですが、やはり小泉監督の描く世界観独特の爽やかさがあります。その生き方に、観ていて背筋が伸びる気がします。
そしてその人物を共感を持って見つめる庄三郎を演じる岡田准一くんの真っ直ぐな眼差しも、武士としての筋の通った美しさが漂っていて日本人としての正しい誇りを感じました。
ほんの少ししか登場しませんが、「雨あがる」以来の小泉作品となる三船史郎さんの存在感もよかったです。
たまたまこの時期に、先に観た「柘榴坂の仇討」と時代劇がふたつ公開が重なったんですが、もちろん描いている時代もテーマも違うんですが、現代では別のものに置き換わってしまっていると感じる日本人の価値観のほんとうに美しい部分を改めて確認させてもらったように思っています。
観ておけてよかったです。
原作小説もこれから挑戦です。
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