俺だって子供だ! / 宮藤官九郎 [本のこと。]
いつもの書店で発見したのが逆になっちゃってたんですが、これは「いま、なんつった?」の前に文庫化されてて、同じく文春で連載されていたものだったんですね。
こちらは、クドカンとその奥さんとの子育てエッセイでした。
なので、もちろんその主役もこのエッセイで登場(誕生)してきた初めての娘、“かんぱ”(敬称略、その上仮名)です。「なんつった?」のほうはその都度、クドカン氏が出会った人々の様々な言葉を拾い集めたもので、そういう意味ではいくらでもネタは無尽蔵なんですが、こちらを読んでいくとやっぱり判明するのは、妊娠が分かって出産、そして日々成長していくわが子を観察してるだけでもやはりネタは満載なんですね。そこには当然、常に次の脚本を執筆してるくらいの仕事量の作者ならではの観点であったり表現であったりもあってのことだとはしても、たぶんかなり多くの人が共感できるあるあるネタも多かったはずです(自分は何しろその辺はまだ未知な訳で、実感も多少割引ではありますが・・・)。
で、1冊このエッセイを読み終えてから、ふと、再度「あまちゃん」を観てみたくなりました。
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