談志のことば / 立川志らく [本のこと。]
志らくさんの文庫になってるものはこれで読むのが2冊目になりました。
「雨ン中の、らくだ」はたしか、まだ家元が存命だったころに書かれたもので、これはあっちへ行った後に書かれたもの。
当然、そのトーンは別物です。
志らくさんは、ほんと、当たり前に師匠のことが大好きだったんだなぁと、改めて感じます。
単に偉大な落語家であったというのではなく、愛すべき人物であったこと、その人間としての部分に心底惚れ込んでたんだと。
大事な追悼文で、真剣に読ませてもらいました。
落語家・立川談志は、姿がどうにも我々には見えなくなっちゃっただけで、やっぱりその魂が、こんなに達者にしてるんで、
例えばこの文章の中に、
それぞれの思い描くイメージの中に、
たまには志らくさんの中に。
志らくさんの落語、TVの画面を通してじゃなく、今度ちゃんと聴きにいかないと。
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