ケルベロスの肖像 / 海堂尊 [本のこと。]
【映画化原作】ケルベロスの肖像 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
- 作者: 海堂 尊
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2014/01/09
- メディア: 文庫
先週火曜にこの作品の文庫化に気づき、水曜に読み始め、日曜1/19に読了しました。
“映画化原作”というのは、ちょっと驚きです。
田口・白鳥シリーズは先に映画化作品としては2本ありますが、今回はTVドラマ化されたものから映画へとつながる予定で、なので、こんな不思議なタイミングで「螺鈿迷宮」を放映しています。
TVシリーズは映画化の2作品のほか、「アリアドネの弾丸」もあったんですが、なんだか配役に惹かれなかったんでこれまで観てきませんでした。どこかでずっと気にはなっていたものの。
今回、螺鈿はひとまず第1話を観たんですが、あまりに原作と離れてしまっている設定にかなり戸惑い、正直ついていけませんでした。柳葉さんが銀獅子・巌雄先生って・・・・。
とまあ、そんなことはともかく。
田口センセイの物語が様々なエピソードを巻き込みながら、ここに完結したのはやはり感慨深かったです。
ボーナストラックのその後のお話も、「極北ラプソディ」を読んだばかりだったからまた楽しめたし、この直後に来るエピソードがその前に文庫化された「モルフェウスの領域」.につながっていくからそこもすんなり楽しめたし、桜宮サーガの一つ大きな幕が閉じた印象です。
まだ文庫化が2月、3月と続く予定のようなので、待ち遠しいです。
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