さよならドビュッシー / 中山七里 [本のこと。]
読み終えたのは確か8月半ばでした。
先に映画化された作品を観ていて(まだ記事がupできてませんが・・・)、原作を読んでみたくなりました。
初めて知った作家の方なんですが、「このミス大賞」受賞作がこれでした。
ミステリーなので、事件の犯人が誰なのかがもちろん最大のポイントなんですが、解説で評されていたように、ドビュッシーの音楽そのものの魅力を語る部分や、主人公の少女の過酷な境遇から這い上がっていく青春ものというかスポ根的な要素がまず読んでいて楽しくて惹きこまれ、で、どんでん返し。
エンターテイメント性が高くて、映画で先に結末を知っているにもかかわらず、若干変更点もあったし、読了後は大満足でした。
この気分のまま一緒に購入したスピンオフものである「さよならドビュッシー前奏曲」へ。
映画はこちら。
さよならドビュッシー 【DVD豪華版】(DVD2枚組/初回限定版)
- 出版社/メーカー: キングレコード
- メディア: DVD
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