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高倉健インタヴューズ / 文・構成:野地秩嘉 [本のこと。]


高倉健インタヴューズ

高倉健インタヴューズ

  • 作者: 野地 秩嘉
  • 出版社/メーカー: プレジデント社
  • 発売日: 2012/08/10
  • メディア: 単行本


本日、1/14に読了しました。
関東地方は2013年の初雪の日となり、しんと冷えた、成人の日です。
じっくり、読み進めただけで、この日は偶然ですが、なんだかとても嬉しいです。
貴重な貴重なこの1冊が出版に至るまで、なんと18年かかっているそうです。
内容は「あなたへ」の時点で出演作205本を数える映画俳優としてのキャリアの中で、インタビューとしては特に「四十七人の刺客」を撮り終えた1995年に始まり、「あなたへ」までの現在、出演作が随分と絞られるようになって以降の作品を中心に、関係者からの証言も含め網羅してできたものです。
自分が高倉健さんの出演映画をリアルタイムで観るようになったのは「鉄道員」以降で、本当に数は少ないんですが、受けた刺激はやはり大きく、2012年の終わりころ、NHKでも製作・放映されたドキュメンタリーと併せて、こうした健さんの今までずっと語られてこなかった実像であったり、職業人としての考え方であったりという部分に触れることができ、有難い気持ちでいっぱいです。
この本のあとがきで紹介されるひとつのエピソード、その出来事だけで敬服してしまいました。
日本人の、大人としてちゃんとするっていうのは、背筋が伸びているっていうのは、まさにこういうことなんであろうと。
振り返って、まったく出来ていない自分を認めるわけなんですが、少しでも近づけるようになれたらと、改めて思います。
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