輝く夜 / 百田尚樹 [本のこと。]
2013年の映画化公開が待ち遠しくて、10月頃から二度目の「永遠の0」を読み返していたりしたんですが、そのついでのようにこの短編集を購入して読みました。
聖なる夜の奇跡というエピソードで、それぞれの短編に直接的にはつながりもないんですが、都会で暮らす女性たちの孤独という部分では共通して描かれていました。
「永遠の0」が重厚で激烈な時代背景とつながる壮大な物語だっただけに、日常の中でいくらなんでもこんな偶然は・・・とついつい思ってしまう展開もあるんですが、直球勝負で届かせようとしている百田さんの語る物語は結局、根本の部分でこういう人としての純粋さを肯定しようということなんだなと思いました。
私もこの二作続けて読みました(^-^)
永遠の0と輝く夜にって、長編と短編集という違いだけてなく、題材も全然違い、まったく違ったジャンルで、同じ作者ではないのでは?と手に取った時は思いましたが、二冊読み終わると、
読み終わった後の爽快感が、あぁ同じ作者だなぁと感じさせる不思議な感じでした。
またお気に入りの作家さんができました。
読書が苦手な私でも、他の作品も読みたいって思わせてくれる作家さんで、よかったです(*´∀`)
by minku913 (2013-01-04 00:49)
minku913さん、コメントどうもありがとうございます。
こちらの短編集はちょっと時間に余裕があるときにでも、という軽い感じですが、あったかい気持ちになれますね。
やっぱり自分もほかの作品も気になり始めて、「風の中のマリア」を読み始めました。
それにしても「永遠の0」は今でも書店で平積みで並んでいるのがすごいし、たくさんの人が手に取ってあの作品に触れてくれるのはなんだかすごく嬉しいです。
by cs (2013-01-04 18:41)