人生、成り行き -談志一代記 / 立川談志 [本のこと。]
先に弟子の志らくさんの語る師匠のことを読んで、続いて読了しました。
実はまとめて一緒に買った文庫の中の2冊です。
こちらは談志師匠のかなり正確で鮮明な記憶を基にインタビュー形式で生い立ちから現在まで(もちろんまだこの世にいた時代までですが)を語り、綴られたものです。
で、聞き手は家元の後見人でもある吉川潮氏。
志さんさんが“牛男さん”と書いちゃった御仁です。
こういうのも、たまたまですが、読んだタイミングで判明してきて面白いです。
読んでいくと、談志さんが心から愛した古典落語をなんとかもっともっと理解したい、広まってほしいと改めて強く感じます。ご本人があっちに行っちゃったのは仕方ないとして、その役割を引き継ぐ人たちがそれぞれに奮闘しているのは何よりです。
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