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「ドラゴン・タトゥーの女」 [cinema]


ドラゴン・タトゥーの女 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: DVD


2/26(日)に観てきました。
2012年はここまで6本、日本映画しか観てなかったんですが、今年の外国映画1本目はこれです。
デヴィッド・フィンチャー監督の作品は、これまでも映画館のスクリーンで出会えて来ているので、普段自分が好んで選ぶ作品のタイプよりぐっとハードな感じですが、やはり観ておこうと。
主人公のリスベットを演じるのは前作「ソーシャル・ネットワーク」に続くフィンチャー作品となるルーニー・マーラーなんですが、今回のこの大抜擢、前作のときのイメージってどんなだったっけ?という記憶や印象が全く描けないほど強烈でユニークなキャラクターを体現していました。
顔のあちこちにピアス、
華奢とかスレンダーというより折れそうなほど極限に近い細さの体躯と小柄で警戒心たっぷりの眼だけがぎょろっと相手を見据える全身黒ずくめの野良猫のような風貌、
そして背中のドラゴン・タトゥー、
その上、設定は生活保護を受けているような徹底的に底辺で弱者の立場でありながら凄腕のハッカー。
物語の展開とともに明らかになる彼女の壮絶な背景も含め、全くシャレにならない状況にあるキャラクターの中にふと垣間見えてくるキュートな横顔が本当に印象的で魅力たっぷりでした。
一方、そのパートナーとして作品の語り部となるもう一人の主人公、ミカエル・ブルムクヴィストを演じるのがダニエル・クレイグです。
自分は“007シリーズ”を観ていないので、きちんと作品で出会っているものとしては「ミュンヘン」の印象くらいしか実際にはないんですが、寡黙で心に深い傷があり、生きるのが不器用すぎてひどい状況に追い込まれていってしまうけど、信念は曲げない漢気はあるしセクシーだし、みたいなキャラクターがこれもまたクレイグ氏にぴったりでした。
この二人は心の深いところでお互いに惹かれあうのは観ていて状況的にすごくよくわかるんですが、よくあるハリウッド作品にありがちなロマンスという展開の通りにはならなくて、最後までハードボイルドを貫くのが結果的にはこの二人のキャラクターからすごく納得できました。
「ゾディアック」以降、特に感じているのが、作風は様々ありますが、淡々と細かな出来事をどんどんつないでいく語り口が自分にはフィンチャー流という気がして、そのスタイルは膨大な情報量で一度観ているだけではたぶん理解が追い付かずに進んでいく感じなんですが、さすがに慣れました。
とはいえ、観るコンディションを選ぶ作品であることは間違いなくて、観終えて疲れました。
原作のある作品はフィンチャー監督の過去のフィルモグラフィにも幾つかあるんですが、一度映像化されているもののリメイクは初だし、珍しいことです。
今作でもロケーションを現地にこだわったリメイク元、そして原作小説にも興味があります。
どこかで挑戦してみたいと思います。

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ドラゴン・タトゥーの女 ミレニアム<完全版> [DVD]

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