「ブラックスワン」 [cinema]
ブラック・スワン 3枚組DVD&ブルーレイ&デジタルコピー(DVDケース)〔初回生産限定〕
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- メディア: DVD
ついつい、記事の更新をさぼりすぎて、9月に1本もupできませんでした。
怠慢です。反省しております。
なんとかがんばります。
ちょっと一時期、映画館からも足が遠のいていましたが、それも再開しています。
この作品は6/12(日)に観て来ました。
もうDVDとかリリースになってるというのに、やっとここまできました。
2011年のアカデミー賞で主演のナタリー・ポートマンが最優秀主演女優賞を受賞、そのタイトル・ロールはこの作品で、予告でも気になる内容でした。
題材はNYにあるバレエ団が公演する「白鳥の湖」。
きちんと鑑賞したことのない自分でもやっぱりなんとなく知っている著名な演目でもあるんですが、その舞台裏を描くこういうドラマ、意外にハリウッドメジャーで扱われることもなかったものでした。
ナタリーは脚本が仕上がる前からこの作品への出演を希望しており、というよりある意味ではナタリー・ポートマン発信の企画でもあるとのことで、脚本のアンドレ・ハインズ、そして監督のダーレン・アノフスキーのそれぞれのアイデアが核となったようで、当然主演のナタリーにとって特別な思い入れもある作品となっているし、それがオスカー受賞のような評価につながることはとてつもない喜びでもあったでしょう。
その渾身の存在感が華奢でいまだに幼さが残る外見のナタリー・ポートマンを圧倒的なオーラで包んでいて、スクリーンに惹きこまれました。固唾をのんで映像に釘付けになる体験でした。今回の役柄の設定も、なんとなくナタリー自身の俳優として置かれた実際の状況に重なるようにも思えてくるし、何よりバレエダンサーそのものにしか見えない(素人目でしかありませんが)彼女の立ち姿の美しさは神々しくもリアルでした。
こんばんは。
踊りのシーンの代役でいろいろ話題にはなりましたけど、
やっぱり演技の迫力はナタリーのものでしたよね。
スクリーンからかもしだされる黒いオーラが怖くてドキドキしました。
この映画で、バレエリーナの大変さが深く分かった気がしました☆
by non_0101 (2011-10-05 23:48)
non_0101さん、niceとコメントどうもありがとうございました。
おそらくはバレエの世界に限らず、舞台でスポットライトを浴びる存在というのはその眩い世界の圧倒的な光とともに漆黒の果てしない深さも感じずにはいられません。
現在の映像技術でこそ体験できる表現ではあるんですが、テーマは普遍的ですね。
by cs (2011-10-08 18:50)