外科医 須磨久善 / 海堂尊 [本のこと。]
7月も後半になり、少し色々と余裕が取り戻せるようになりましたが、ふと寄った書店で新しくこの作品が文庫化されているのを発見、早速購入、実質5日か1週間くらいのあっという間に8/1(月)、読了です。
著者は海堂尊先生ですが、これは小説ではありません。
映画化された「チーム・バチスタの栄光」で手術監修として参加した実在の医師、須磨先生の肖像を海堂先生が敬意をこめて描くノンフクションです。
須磨先生、まんま、リアル桐生ですね。
映画のDVDでもメイキングでちらっと登場している須磨先生はソフトな表情で紳士的なんですが、ここで語られるエピソードはあまりにドラマチック、海堂先生の小説世界のエンターテイメントそのものです。
迫力の人物像は、まるでジェネラル。
面白かったです。
つい、改めて映画「チーム・バチスタの栄光」を引っ張り出して観てしまいました。
こんばんは。
私も読みました。
先駆者はさまざまな困難を乗り越えなければならないのですね。
それでも、これほどのことをやり遂げたとは尊敬です☆
by non_0101 (2011-08-14 22:20)
non_0101さん、こちらにもniceとコメントありがとうございます。
この本は文庫としてもボリュームもコンパクトですが、熱い内容でしたね。
海堂先生の語り口の巧みさもあると思うんですが、やっぱり須磨先生の人間としての魅力も大きいでしょうね。
これはまたすぐにでも読み返したくなる本でした。
by cs (2011-08-15 00:33)