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「少女たちの羅針盤」 [cinema]


少女たちの羅針盤 (2枚組) [DVD]

少女たちの羅針盤 (2枚組) [DVD]

  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
  • メディア: DVD


5/15(土)に鑑賞してきました。
実際に観るまでは知らなかったんですが、「西の魔女が死んだ」の長崎俊一監督の作品です。
原作となる小説が、「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」という、地方都市発信のものだけに、そのロケーションが存分に味わえる物語でした。
日本映画を観ていて、やはりそのロケーションの美しさを堪能できる作品は大好きです。
その上、この作品のメインは演劇部のお話でもあるし、惹きこまれました。
舞台は、広島県福山市。
城下町と遠方に山の稜線が広がる光景の中、演劇にすべてをぶつける少女たちの表情が何よりまぶしいくらいまっすぐで魅力的で、そこに潜む殺人事件はあまりに不釣り合いな印象でした。途中で、“もしやこの展開だと・・・・”と予想してみた犯人が的中してしまったんですが、最初から主人公として犯人目線で語られる、その上で、誰が殺されたかを最後まで明かさないというエピソードって、大胆です。作品自体が犯人捜し以上に、劇団“羅針盤”のメンバーたちの青春ど真ん中の甘酸っぱさを存分に描く方向になっているんで、そのディレクションは大歓迎でした。
演じる鳴海璃子、忽那汐里、森田彩華、草刈麻有という顔ぶれの高校生たちの姿も清潔感たっぷりだったし、この四人のバランスがぴったりはまっていました。
鳴海璃子さんが堂々たる主役なんですが、この熱血なキャラクターがまたキュートでたまらなかったです。

少女たちの羅針盤 新装版

少女たちの羅針盤 新装版

  • 作者: 水生 大海
  • 出版社/メーカー: 原書房
  • 発売日: 2011/04
  • メディア: 単行本



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