ひかりの剣 / 海堂尊

ひかりの剣 (文春文庫)

• 作者: 海堂　尊
• 出版社/メーカー: 文藝春秋
• 発売日: 2010/08/04
• メディア: 文庫

5/10(火)に読了しました。
文庫化は「極北クレイマー」より先だったのに、読むのが後回しになってしまいました。
大学医学部でさらに剣道部という世界には自分は無縁ではあるのですが、面白くて一気に読み終えてしまいました。
舞台はふたつ、帝華大学と東城大学で、まだ医学生の速水に清川だなんて。
そういえば、この二人はその後、なんとなく別々の場所でそれぞれの道を突き進んでいるんだけど交わることもないままだったように記憶しています。いや、ほんと読んでて楽しかったです。
ミステリー的な要素は最初からないどころか、青春ど真ん中っていう物語とは。
たまたま、この本に取り掛かる直前に「ブラックペアン1988」を読み直してて、そのドンピシャなリンクで盛り上がってしまいました。田口も島津もちらっと友情出演してるし。

タグ：海堂尊 桜宮サーガ ブラックペアン1988 ジェネラル・ルージュの凱旋 ジーン・ワルツ

コメント 2

そうそう、青春ど真ん中ですよね。
こういうつながりが、もっともっと続くのかと思うと
すごく楽しみです。
新作、読みたい！
by よろずや「M」 (2011-05-14 21:33) 

よろずや「M」さん、niceとコメントどうもありがとうございます。
ほんと、ここでつながってたんだとか、後から続々出てくるんですよね。楽しすぎです。
それにしても、これとブラックペアンは、医療の現状に対する憤りとかとまだ無縁でもあるからか、海堂さんも楽しそうに書いてる印象があります。読んでて伝わりますね。
by ｃｓ (2011-05-14 23:18)