忌野清志郎が聴こえる 愛しあってるかい / 神山典士 [本のこと。]
2009年5月2日、未明。
その日から後の、彼の声はすでに録音されたもの以外、聴けなくなってしまい、代わりにその存在を改めて知らしめるべく、様々な発言、記録が公になってきています。
この著書もその中のひとつ。
発売は2010年4月30日、あの日から、約1年です。
今回の内容は、初期RCというより、デビュー前に録音されていた幻の未発表曲入りテープにまつわるエピソードからアルバム「夢助」までの楽曲の軌跡と清志郎さんのその時代時代の肖像を網羅するもので、読む進めていて静かな気持ちになれました。
清志郎氏本人の語る部分が多く収録されていた文庫「GOTTA!忌野清志郎」を随分前に読んでいた自分も、やっぱりまだ知らなかった事柄は沢山あり、特に後半、最後のアルバムに「夢助」と名づけられた理由を知って穏やかな気持ちになれたのが嬉しかったです。
「夢助」、改めてじっくり聴きこんでいきたいと思います。
♪RCサクセションが 聴こえる・・・
2010-11-03 17:14
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