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ボーン・スプレマシー / WOWOW [Watching TV:films]


ボーン・スプレマシー [DVD]

ボーン・スプレマシー [DVD]

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • メディア: DVD


手元に、すでに3部作全部が録画してあったんですが、最初の作品を観終えてからちょっと時間が経ってしまいました。
前作で監督だったダグ・リーマンは製作総指揮にまわり、監督はポール・グリーングラスになりました。
すっかりもう、ジェイソン・ボーン=マット・デイモンとして板についているキャラクターで、前作ボーン・アイデンティティ以上に説明を排してクールに進んでいきます。クライマックスでのカーチェイスも含めアクションは派手ですが、CGなどに頼らない生身の迫力はそのまま引き継いでいました。冒頭のフラッシュバックの断片映像、これは今回の物語で核心になる部分でもあり、彼を追い詰めていくCIAとの駆け引きの緊迫感もそのまま踏襲されててスタイリッシュでかっこよかったです。
謎のファイルをめぐり、本人の知らないところで実は濡れ衣を着せられていて、結果一枚岩ではない複雑なCIA内での不穏な部分が判明して、ボーンが追いかけていく対象、知りたい事実が後からまた増えつつ、彼を追う黒幕とも決着をつけながらも、それ以上に彼が求めていた或る告白にまでたどり着く展開はかなり意外でした。全編通して暗闇のシーンが多く、孤独感の中で黙々と行動するボーン。今回はロマンスの要素はないんですが、徹底して殺人機械として育成された彼の中に、こういう痛みの感覚や人としての温もりが感じられる側面が垣間見えるのがこのキャラクターとして魅力になっている部分でもあるなと思いました。
続けて、いよいよ完結編に進もうと思います。
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みっちゃん

こんばんは。
 あまり洋画に興味がわかないのですが、このシリーズは珍しく
ハマった作品でした。
by みっちゃん (2010-03-12 21:43) 

cs

みっちゃんさん、niceとコメントどうもありがとうございます。
自分も洋画にそこまで興味がないというんでもないんですが、邦画で気になる作品を追いかけているとつい、後回しになってしまい、特に最近はあまり数多く観ていませんでした。このシリーズでも、まず映画館で優先に観に行くタイプではありません。
でも、改めて鑑賞してみたら、けっこう面白くて楽しめました。
マット・デイモンがこういうキャラクターを演じるっていうのがいいですね。
あと1本、続けて観てみようと思っています。
by cs (2010-03-13 11:36) 

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