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「色即ぜねれいしょん」 [cinema]


色即ぜねれいしょん 【限定版】初回限定生産 [DVD]

色即ぜねれいしょん 【限定版】初回限定生産 [DVD]

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: DVD


2/6(土)に観てきました。
久々の目黒シネマへお出かけです。
この週はこの「色即ぜねれいしょん」と「空気人形」という組み合わせで2本のリバイバル上映で、実はお目当ては昨年見逃してしまった「空気人形」のほうが本命です。でも、田口トモロヲ監督は前作の「アイデン&ティティ」も好きだったんで、この作品を併せて鑑賞できる機会は嬉しかったです。

この作品は前作に続き、みうらじゅん氏の原作を田口監督が映画化しています。
色即ぜねれいしょん (光文社文庫)

色即ぜねれいしょん (光文社文庫)

  • 作者: みうら じゅん
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2007/07
  • メディア: 文庫


以前の監督作、「アイデン&ティティ」はマンガ作品でこちらは小説。
ともにみうらじゅんさんの自伝的な内容ですが、前作の内容が大人になってからのバンド活動であるのに対してこちらは高校生時代のこと。
ある意味、その後のみうらさんの活動の根本に近い部分を惜しげもなく披露しているため、観る前からある程度分かっていた通り、やはり若干痛い感じの情けなさ全開かと思いきや、意外に骨太な文系男子のリアルな弱さだったりして、なんとなくつい並列で考えてしまいがちですが、前に観た「ボーイズ・オン・ザ・ラン」とはテイストが違っていました。
主演の純くん役(「北の国から」とは無関係ですが、つい名前からそういう連想しちゃいますね・・・・実はみうらさん自身がモデルなんだからこの名前なのも当然なんですが)はこれが演技は初となるバンド・黒猫チェルシーの渡辺大知くん。全然その存在を知らなかったバンドです。2009年にメジャーデビューのミニアルバムがリリースされたばかりで、そういえば、この前記事に書いてたThe Yellow Monkeyのトリビュート盤で参加してました。クライマックスでたったひとり文化祭のステージで歌声を披露する場面があるんですが、この堂々たるパフォーマンスがなかなかよかったです。こういう場面は、「アイデン&ティティ」での峯田くんと同様、やっぱり田口トモロヲ監督のこだわりの表現だなぁと思います。その峯田くんも、この作品でも歌声を披露してくれてますが、もうすっかり先輩俳優の風格です。その上、事前に知らなかったんでちょっとびっくりしましたが、くるりの岸田繁氏も俳優として登場してました。なんだかすんなり役に入ってて、これも意外で面白い配役です。 純の両親役がリリー・フランキー氏と堀ちえみさんという組み合わせも結構独特ですが、これまたぴったりでした。
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