ぼくの好きなキヨシロー / 泉谷しげる+加奈崎芳太郎 [本のこと。]
泉谷さんと加奈崎さんは、ともにRCとの若かりし頃からの盟友でした。
清志郎さんが2009年5月2日以来、違う世界に出かけてしまったので、仕方なく彼との日々を語り始め、まとめられた文章がこの本です。
結果的に、忌野清志郎というバンドマンの歩んできた音楽表現の道のりを辿る形になりました。
一区切りはついてしまったけど、彼の音楽はまだ鳴り止まないので、それを出来るだけ新鮮なままにするために。
以前、自分は清志郎さんの自伝的な文庫で「GOTTA!忌野清志郎」という本を読んでいて、彼自身によって語られたRCのこと、その後のことをある程度は知っていました。
でも、この本で改めて語られる渋谷<青い森>の辺りの話題は、初めて聞くことも多くて、リアルタイムで知らなかった時代のRCにまた新たに思いを馳せました。
一気に、あっという間に読み終えてしまったんですが、この本はまた繰り返し引っ張り出すことになると思います。
コメント 0