「板尾創路の脱獄王」 [cinema]
1/24(日)にハシゴして観てきたもう1本です。
板尾さんの俳優としての部分は以前から結構多くの作品で観ていたんですが、監督・脚本も兼ねるというのはどうなるんだろうと、かなり興味が沸きました。
脱獄ものっていうのも、日本映画ではそういえばあまりこれまでなかった気もします。
何故彼が執念深くも脱獄を繰り返し、また簡単につかまるのか、観ながら色々予想はしていましたが、ちょっと予想外の着地点です。その上、そのオチって・・・・。
あの題字の感じ、そして途中の唐突な“ふれあい”も含め、板尾ワールドそのものです。
時間軸が少し前後してたどっていく構成の語り口も、時代設定のディテールもそれぞれにぴったりな配役もしっかり世界観が出来ててシリアスに展開していく作品の佇まいが独特で惹きこまれました。
後半、不意に出てくる描写の蝿のカットはなんだか奥深いものを感じたりもしました。
音楽のめいなCo.も個人的にお気に入りです。
それにしても、國村隼さんの静かな存在感が本当に素敵でした。
突然おじゃまします。
「脱獄王・・・」面白かったですよね。
レポを読ませて頂いてついついコメントしてしまいました。
初日舞台挨拶にも行ったのですが、トークショーも面白かったですよ。
國村隼さん素敵でした♪
by (V)^l^(V) (2010-02-12 22:24)
(V)^l^(V) さん、コメントどうもありがとうございました。
國村準さん、自分も好きなんで(V)^l^(V)さんのように追いかけるまでは行かないですけど、出演されていると嬉しくなります。
この作品で板尾さんがどうしてもあの金村役は國村さんだとこだわったのは、もちろん板尾さんの自作自演であることは大前提ですけど、作品全体のムードを決定付けるほどやっぱりいちばん大きい部分だったと思います。
佇まい、表情、それにあの声のトーン、特にラストのあの一言はプレッシャーも大きかったとパンフにありましたが、最高でした。
by cs (2010-02-13 09:50)