知と性、毛布とセックス / まきちゃんぐ [music]
それまで知らなかったアーティストのデビュー・アルバムが、ちょうどこれからリリースというタイミングで、映画「青い鳥」に出会いました。
原作の小説を書いた重松清氏の作品は、幾つかすでに読んでいて、でも思い返してみると、やはり映画「疾走」を観たことがきっかけで他の作品も読んでみたくなりました。
まきちゃんぐの作品、♪ 鋼の心 と♪ さなぎ がこの「青い鳥」という映画で使われていて、穏やかな曲調の歌に乗せられた言葉がなんとなく印象に残っていて、歌声が気になって、CDを探してみたらちょうど店頭に並び始めた時期で、迷わず手に取り、早速聴き始めました。
最初に浮かんだCoccoの雰囲気に共通するものっていうのは、声そのものの印象というより、繊細で切実に響く言葉なのかもしれません。
このアルバムのタイトルも、なかなかユニークです。
自分がだいたい、シンプルな生音中心の曲が好きなのもあるんですが、本人のピアノ伴奏と歌のみというトラックが数曲、中でもやはり♪ さなぎ は繰り返し聴きたくなります。
<曲目list>
01.9cmのプライド
02.レプリカ
03.鋼の心
04.あの丘へ行こう
05.メトロノーム
06.ハニー
07.さなぎ
08.煙
09.ポラロイド
10.「愛してる」が聞こえない
11.砂の城
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