「地球が静止する日」 [cinema]
地球が静止する日 <2枚組特別編>〔初回生産限定〕 [DVD]
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- メディア: DVD
1/1(木)のハシゴ、「ティンカー・ベル」に続き、またしても外国映画です。
ここ数年では珍しい日本映画より先に洋画ばっか観てます(って、まだ2本続いただけですが)。
キアヌ・リーブスはけっこう好きで、出演作品は気になって観たくなります。
既に幾つかのメガ・ヒット作品のイメージがある中、この作品も彼のカリスマティックな魅力全開のキャラクターです。
こういうTVを含め予告の露出が多い映画が最近ちょっと苦手で(特に大作っていう感じのするもの)、ほとんど観なくなっちゃいましたが、やはりキアヌとアル・パチーノは別格です。ジョディ・フォスターも。
作品そのものは1951年にリメイク元のオリジナル作品があって、テーマが現代の地球環境とヒトの在り方が抱えている課題に直結する部分で、このタイミングで公開されている意味は大きいものです。
未見なんですが、このオリジナル作品は出来れば観ておきたいなと思いました。
基本構造は原作のものに沿って描かれますが、当然50年以上前とは社会情勢も違います。
アメリカ国家のスタンスも例えばソ連との対立構造みたいなものは現代では変わっているし、キャシー・ベイツ演じる国防長官のキャラクターは現実に起こっているアメリカの姿勢をけっこう想起させられる場面があって印象深かったです。
これと「華氏911」と改めて比べて観たらまた観終えてからの感覚が変わりそうです。
ジェニファー・コネリーとジェイデン・スミスという血縁ではない母子関係、そこに関わることで表情を変えていくキアヌと、その辺りはオリジナル脚本にあったものだと思うんですが、この距離感が変にロマンスがらみに発展していかないのはよかったと思います。それとキアヌ演じるクラトゥの見解に影響を与えるバーンハート教授役のジョン・クリーズも登場シーンはわずかですが味わい深くてよかったです。
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