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2008年に鑑賞した外国映画を振り返る / 外国映画用投票フォーマット [映画にまつわる雑感]

日本映画に関してまとめましたので、続いて外国映画も。
ただし、鑑賞できた作品数が日本映画に比べてかなり少なかったのでちょっと悩みました。
ものすごく悩んだ訳じゃなかったのは、たとえば予告を観ていてなんとなく作品のテイストは予想できるのもあって、得意分野というか好みの作品を観ようと数ある上映作品の中から選んでいる時点で、ある程度自分なりの篩にかけていると思ったからです。
少なくとも、振り返ってみると観終えてまず後悔はしない作品を観てきたと思います。
(見逃してるものの中にも観ておけばよかったものは確実に含まれているはずですが・・・・)

なお、2008年に劇場鑑賞した一覧はこちらです。
URL ↓
http://www013.upp.so-net.ne.jp/hoshino/cinema/c-2008.html



[作品賞投票ルール(抄)]
 ・選出作品は5本以上10本まで
 ・持ち点合計は30点
 ・1作品に投票できる最大は10点まで
『 外国映画用投票フォーマット 』

【作品賞】(5本以上10本まで)
  「潜水服は蝶の夢を見る(Le Scaphandre et le Papillon)」    6点
  「君のためなら千回でも(The Kite Runner)」    6点
  「最高の人生の見つけ方(THE BUCKET LIST)」    6点
  「ジュノ(JUNO)」    6点
  「ダークナイト(THE DARK KNIGHT)」    6点
【コメント】
この1年を通して観ている外国映画がとても少なくなってしまったので、実は劇場鑑賞できたその数少ない作品のほとんどがここに挙げた作品になってます。
日本映画で選んだ理由と同様、挙げた作品同士での優劣はつけません。
並べてみると、タイプが随分違う作品を選んで観に行ってるんだなと改めて感じました。




【監督賞】              作品名
   [マーク・フォースター] (「君のためなら千回でも」)
【コメント】
苛烈な国際情勢について、自分はほとんど無知に近くて、こういう作品を観ると勉強になるなぁと
自らの無知に気づいて襟を正すきっかけになります。
ホテル・ルワンダ/HOTEL RWANDA」や「ミュンヘン/MUNICH
」を観ても同じように思いました。
マーク・フォースター監督は「チョコレート/Monstrer's Ball」も「ネバーランド/Finding Neverland」も好きでした。
厳しい現実がそこにあるという点で共通している世界観かもしれませんが、また次に監督が描く世界も期待しています。

【主演男優賞】
   [ヒース・レジャー] (「ダークナイト」)
【コメント】
今回のこの作品はバットマン世界の映画ではあるけど、バットマン/クリスチャン・ベールとともに二人目の彼を主役として描いているものと解釈して選んでもいいのかもと思って、あえてこの項目で名前を挙げます。
もちろんクリストファー・ノーラン監督のアーティスティックでありつつ娯楽作品の側面もしっかり描く演出も評価しておきたい大事な点ですが、彼のこの渾身の表現に敬意と追悼を表したいと思います。

【主演女優賞】
   [エレン・ペイジ] (「ジュノ」)
【コメント】
脚本もユニークでかなり楽しめましたが、主演の彼女はまんまな感じが最高です。
さらっと素で演じてそうで、芯の確かなものを感じもしました。

【助演男優賞】
   [ショーン・ヘイズ] (「最高の人生の見つけ方」)
【コメント】
彼の演じたトマスが実にいいキャラクターでした。
もちろんこれも脚本のよさもあるんですが、飄々とした佇まいが好きです。

【助演女優賞】
   [蒼井優] (「TOKYO!/SHAKING TOKYO」)
【コメント】
オムニバス作品の中の1本、ポン・ジュノ監督作のこの短編の中で、映像に登場した途端、本当に空気が変わって見えました。
監督の狙い通りですが、10年ひきこもっていた香川照之氏が思わず追いかけて外出してしまっても当然です。
特別なことはしてないのに、年甲斐もなく惹かれてしまう魅力的な女の子ってこうなんだろうな、と。

【新人賞】
   [           ] (「        」)
【コメント】
この項目を挙げられるほど作品を鑑賞できませんでした。

【音楽賞】
  「ジュノ」
【コメント】
映像と演技と音楽が一体になって、この手作り感たっぷりな作品が見事に成立していたと思います。
映画館を出てすぐサントラを探しました。


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コメント 3

non_0101

こんばんは。
やっぱり洋画部門は「ダークナイト」&ヒース・レジャー!
たくさんの賞を取って欲しいなあと応援してしまいます。
ショーン・ヘイズもいい役でしたね~☆
by non_0101 (2009-01-07 00:29) 

cs

nonさん、こちらへもこんばんは。どうもありがとうございます。
ヒース・レジャーひとりの注目ではないけど、それを込みで「ダークナイト」はやっぱり2008年を代表してる印象だったですよね。
タイトルにバットマンがない意味も含めて、これはマイルストーンになる作品でしたね。
ショーン・ヘイズ、あの役はよかったですよね。人によって1年で観てきた作品は当然違うから、何が印象に残るかもちょっとずつ違うので、そこでたまたまピックアップされる部分っていうのは気になります。
外国映画部門では、自分はかなり公開作品の中で見逃してますので、他の投票の方々の挙げているものをチェックして参考にしたいと思います。
by cs (2009-01-07 21:24) 

日本インターネット映画大賞事務局

先般は日本インターネット映画大賞への投票ありがとうございました。遅くなりましたが、作品賞ならびに各賞が決定しましたのでお知らせいたします。今後とも、日本インターネット映画大賞をよろしくお願いいたします。
by 日本インターネット映画大賞事務局 (2009-02-07 09:49) 

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