新世紀エヴァンゲリオン TV series #19-#20 + 新世紀エヴァンゲリオン TV series #21-#22 /MTV Japan [Watching TV:others]
2007-08-14 up分の記事です。
この放映は映画・新劇場版:序の公開前ということで、キャンペーンでした。ちょっと前に自宅でケーブルTVの契約をデジタルにしてて、その映像で視聴できるのが嬉しかったです。まあ、DVD借りてきたりすればいいだけのことなんだけど。
これまでは録画してからだったんですが、なんだかんだでMTVの放映に追いついて、そのまま鑑賞です。
ついにゼルエル登場です。
この回の突き進み方、やはり尋常じゃないです。で、ミサトどころかアスカまでもがシリアスに・・・・まあ、最初からアスカについては陰の部分が見え隠れしていましたが、一気にダークな役回りになってきました。ここから先によりひどい状況になるのを知っているんで、まだこの程度という段階です・・・・それにしても零号機も弐号機も出撃のたびに大破して、普通に考えたら使途の戦力に追いついてないのが明白なんですが、ネルフの方々はなかなかにシビアです。考えようによってはこれは「ブラッド・ダイアモンド」ですね。
そして第弐拾話のシンちゃんの過去の記憶へのフィードバック。改めてみて興味深かったのは、列車の中のシーンにトウジも居たこと。彼岸の情景に参加している彼は、ケンスケくんとはずいぶんと立ち位置が離れてしまっていることに。もちろん本人は一切そんなこと望むべくも無かったはずですが。思えばこれは次回への直接的な布石という位置なんですが、ここを含めてどんどん尺が足りなくなって破綻してきているのも実はこの辺からです。それなのに謎になるネタの情報は増えていく一方。もしかしたら今までこの台詞に気づいてなかったんですが、「パターン・セピア」って・・・。
※ 追記:
映画「ブラッドダイアモンド」では、実際の南アフリカの状況として、年端もいかない少年たちに洗脳のような形で兵器を扱わせ、同じ集落出身だったり肉親だったりに向かって銃を向ける姿が衝撃的だったんですが、エヴァって状況としてかなり近かったんですよね。まあ、対峙している相手が実態のよくわからないものではあったんですが、物語の終盤、敵という概念そのものが揺らいでいくことを考えると妙にこの作品と近い感覚になってきます。
続けて、2007-08-15 up分です。
いよいよ「ネルフ、誕生」まできました。TVシリーズも大詰めです。
この回はほんとに圧縮されすぎで過密な内容です。できることなら、この1話分にあるエピソードをしっかり描いて5~7話分くらいにしてほしいくらいです。
もう気づくとかなり間近にまで迫っている新しい映画版は四部作のうちの「序」でうわさではヤシマ作戦のあたりということで、この先でもどうやら十分に語られないままになりそうです。
それにしても、この回のラスト近くのシーンは少なくともR15くらいにはなってそうなんですが、一応描写としては大丈夫なんですね(そういう心配は逆に差別的に過ぎるかもしれないんですが・・・やっぱりこれにOKしてるスタッフ及び声優さんたちがすごいと思ってしまいます)。
で、弐拾弐話:Don't Be. (内容が内容だけに、日本語タイトルよりこっちの方がストレートに伝わる気がします)
自分は実は最初にこのTVシリーズをちゃんと観たのがレンタルでしたので、この辺りの映像はかなりビデオフォーマット用という形で再編集されているものでした。特にこの回のアスカの心理描写部分は大幅に追加されていて、改めてTV放映版を観るとコンパクトでやけにあっさりしているように感じます。どちらがオリジナルかといえば本来はTV放映用なんだと思うので、この辺から一気に製作現場が慢性的に追いつかなくなっている様子までどんどんありのまま露呈させて演出のひとつのあり方として見せちゃっていく逆転の発想の回に突入していく辺りなので、実は自分はこの辺の時間がもう明らかにやりたい内容からすると足りなくなってる部分が大好きです。それも含めて作品なんだと思ってます。
この放映は映画・新劇場版:序の公開前ということで、キャンペーンでした。ちょっと前に自宅でケーブルTVの契約をデジタルにしてて、その映像で視聴できるのが嬉しかったです。まあ、DVD借りてきたりすればいいだけのことなんだけど。
これまでは録画してからだったんですが、なんだかんだでMTVの放映に追いついて、そのまま鑑賞です。
ついにゼルエル登場です。
この回の突き進み方、やはり尋常じゃないです。で、ミサトどころかアスカまでもがシリアスに・・・・まあ、最初からアスカについては陰の部分が見え隠れしていましたが、一気にダークな役回りになってきました。ここから先によりひどい状況になるのを知っているんで、まだこの程度という段階です・・・・それにしても零号機も弐号機も出撃のたびに大破して、普通に考えたら使途の戦力に追いついてないのが明白なんですが、ネルフの方々はなかなかにシビアです。考えようによってはこれは「ブラッド・ダイアモンド」ですね。
そして第弐拾話のシンちゃんの過去の記憶へのフィードバック。改めてみて興味深かったのは、列車の中のシーンにトウジも居たこと。彼岸の情景に参加している彼は、ケンスケくんとはずいぶんと立ち位置が離れてしまっていることに。もちろん本人は一切そんなこと望むべくも無かったはずですが。思えばこれは次回への直接的な布石という位置なんですが、ここを含めてどんどん尺が足りなくなって破綻してきているのも実はこの辺からです。それなのに謎になるネタの情報は増えていく一方。もしかしたら今までこの台詞に気づいてなかったんですが、「パターン・セピア」って・・・。
※ 追記:
映画「ブラッドダイアモンド」では、実際の南アフリカの状況として、年端もいかない少年たちに洗脳のような形で兵器を扱わせ、同じ集落出身だったり肉親だったりに向かって銃を向ける姿が衝撃的だったんですが、エヴァって状況としてかなり近かったんですよね。まあ、対峙している相手が実態のよくわからないものではあったんですが、物語の終盤、敵という概念そのものが揺らいでいくことを考えると妙にこの作品と近い感覚になってきます。
続けて、2007-08-15 up分です。
いよいよ「ネルフ、誕生」まできました。TVシリーズも大詰めです。
この回はほんとに圧縮されすぎで過密な内容です。できることなら、この1話分にあるエピソードをしっかり描いて5~7話分くらいにしてほしいくらいです。
もう気づくとかなり間近にまで迫っている新しい映画版は四部作のうちの「序」でうわさではヤシマ作戦のあたりということで、この先でもどうやら十分に語られないままになりそうです。
それにしても、この回のラスト近くのシーンは少なくともR15くらいにはなってそうなんですが、一応描写としては大丈夫なんですね(そういう心配は逆に差別的に過ぎるかもしれないんですが・・・やっぱりこれにOKしてるスタッフ及び声優さんたちがすごいと思ってしまいます)。
で、弐拾弐話:Don't Be. (内容が内容だけに、日本語タイトルよりこっちの方がストレートに伝わる気がします)
自分は実は最初にこのTVシリーズをちゃんと観たのがレンタルでしたので、この辺りの映像はかなりビデオフォーマット用という形で再編集されているものでした。特にこの回のアスカの心理描写部分は大幅に追加されていて、改めてTV放映版を観るとコンパクトでやけにあっさりしているように感じます。どちらがオリジナルかといえば本来はTV放映用なんだと思うので、この辺から一気に製作現場が慢性的に追いつかなくなっている様子までどんどんありのまま露呈させて演出のひとつのあり方として見せちゃっていく逆転の発想の回に突入していく辺りなので、実は自分はこの辺の時間がもう明らかにやりたい内容からすると足りなくなってる部分が大好きです。それも含めて作品なんだと思ってます。
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