「キサラギ」 [cinema]
この作品は面白そうだなと思いながら、最初の公開時期に観に行くことが叶わなかったんですが、なんと地元・津田沼でリバイバル上映があって映画館のスクリーンで観ることが出来ました。これはほんと、ありがたかったです。それでも結局、行けたのは上映期間の最終日・・・・、あぶなかったです。
とある部屋をオフ会用にと借りた“家元”さんが物語の中心で展開していくこの脚本は映画公開を前提にオーダーされて執筆され、同時に劇団<48BLUES>のために書かれてもいたそうです。
基本的にその部屋の中でのみ進行する会話劇で、とにかく台詞の面白さと登場するキャラクターそれぞれの俳優さんの持ち味が何しろ凝縮されて展開していて最高でした。
“家元”は小栗くん、“スネーク”は小出くんと、最近の日本映画でかなり健闘している若手がこうして顔を合わせ、それぞれの配役の妙な具合とかを楽しみながら実に嬉しそうに全身で伸び伸び演じる姿が観ていて楽しかったです。そこに絡む濃い顔ぶれがまた抜群の味わいで、ついつい映画館で声を上げて笑っちゃいました。そして、途中から一気にトーンがダークになったかと思うと、反則とも言えるそれぞれの設定が次々繰り出されてきてその都度ひっくり返される前提に惹きこまれ、気づいたら不思議な感動の結末へ・・・・これは予測できませんでした。
贅沢に堪能させてもらえたこの作品に出会っておけてよかったです。
「キサラギ」面白そうですね~!!これは絶対見たいです!
役者さんがいい味の人ばっかり出てますね。
ちなみに私、小栗君がすごく好きです☆
早くDVDにならないかなぁ♪
ちなみに昨日、「バブルへGO~タイムマシンはドラム式」と
「さくらん」を観ましたよ。どっちも中々面白かったです。
by みかりん (2007-11-05 22:08)
みかりん>
またコメントに来てくれてどうもありがとうございます。
これは、久々に映画館で自分だけじゃなくみんなして声上げて笑ってる作品でした。小栗くん、なかなか達者で、小出恵介くんとともにはじけてて楽しいです。その若手をいじるユースケとか塚地くんとか香川照之氏とかが妙なキャラクターでやらかしてくれてて、なんか贅沢です。
そういえば小栗君は、「ロボコン」にも出ててなかなかよかったです。
「バブルへGO」と「さくらん」はどっちも観ておきたくてチェックしていたのに映画館では見逃してしまいました。いずれ確認したいと思います。
by cs (2007-11-05 22:50)