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「スパイダーマン3」 [cinema]

スパイダーマン™3 デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]

スパイダーマン™3 デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: DVD

鑑賞は5/1(月)の1000円デー、「バベル」とハシゴでした。
サイトで感想メモはけっこうはやめにupできたんですが、なんかこちらへの記事はなかなかとりかかる気分にならずしばらく放置でした。特に明確な理由はないです。気分です。

このシリーズは、3作とも映画館で観ることが出来ました。キャストはもちろんスタッフワークも一貫してて、ハリウッドの大メジャーであることからたぶん様々なオーダーもあってクオリティを維持するのは大変なんだろうと想像してしまうけど、最初の公開が'02年、2作目が'04年でしっかり準備して満を持して取り組む撮影スタイルを保っているのがすごいです。
トビー・マグワイアもキルスティン・ダンストも着実にキャリアを重ねてキャラクターのイメージから自由になっているから、間をおいて新作がこうして登場すると余計に帰ってきた感があって大歓迎です。トビーは舞い上がってる気分を道化的に演じててその余裕がまた巧かったし。ジェイムズ・フランコも回を重ねるごとにキャラクターの立場も複雑になってるけど特に今回はアクションもあり運命に翻弄されながらも新しい一歩を踏み出すエピソードが盛り込まれてて、とにかく表情が生き生きしてて素晴らしかったです。
この3人の描き方はSF的な要素も多いし特殊な設定であるにもかかわらず青春映画そのものです。お互いが未熟であるが故に身近な他者を意図せずに傷つけ、関係の回復には予期しないほどの労力が必要で、でもその努力こそが意味があってかけがえのないものを発見する・・というような。MJが思うように夢を手に出来ないプロセスが今までよりも3作目の今回じっくり盛り込まれているのも印象深かったです。
敵対するキャラクター(「ヴィラン」と呼ぶらしい)も一気に複雑になってスケールアップしてるけど例によってピーター・パーカーにとって対戦しにくい存在だったりする設定がヒーロー=善という形からかなりはずれてて本当だったらずいぶん微妙なんだけどそれこそがスパイダーマンらしさでもあって、ドラマの描き方が活きてきます。それにしても今回のサンドマン登場=誕生シーンのCGは砂粒の見せ方から映像のこだわり方がうかがい知れる本当に秀逸なシーンでした。
なお、音楽はテーマのみダニー・エルフマンでスコア担当はクリストファー・ヤングでした。


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