「皇帝ペンギン」 [cinema]
普段、ほとんどの洋画の場合、オリジナルの俳優による声の迫力を損なわれるのがいやで、吹き替え版は選ばずに字幕版の作品を寒暑していますが、今回はごく例外的に日本語吹き替えを観ました。特別な理由でもなんでもなくて、ハシゴしようと思ったシネプレックス幕張では字幕での上映がただ単になかったんです。物語の進行により父と母となるカップルの役を大沢たかお+石田ひかりというお二人の組合せで、これはこれでいいかなと思って観ました。皇帝ペンギンの生態そのものも、謎に包まれていたその全てが初めて明らかに!みたいな事でもなく予備知識もあったんで、むしろ脚本化されている今回のドキュメントが目指しているものが日本語として聴覚情報のみで受け取り本当に貴重な視覚情報=映像部分に一層集中できたのはむしろ利点だったかもしれません。
前半はちょっと過剰かなとも思った音楽ですが、ドラマとしての要素を担うひとつのツールとしてなかなかイイ仕事だったと思います(ちょっとエラソウ)。それにしても、赤ちゃんというか、まだ産毛に包まれているときの彼らの姿は理屈抜きで愛らしくて和めます。
2005-07-26 00:00
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